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田中孝顕サクセスコラム

リンク集
田中孝顕が綴る「脳力開発」にまつわるコラム。
成功実現へと導く頭の使い方、「成功哲学」のヒントとアドバイスを紹介します。
第十八回 出会い その3
意外な人との出会い

私が瀬川嬢のボロスナックに行っていなかったら、高島社長との出会いもなく、西新宿住友ビルに居を構えることもなかったであろう。親分肌の高島さんは今では会長職だが、住友不動産の中興の祖(まだ現役で祖というのもおかしいが)である。七六歳で現役というのも素晴らしいが、会う度に「友達なんだから、何でも相談しろよ」と言い、夏には両国の花火大会などにいつも招待してくれる。隅田川沿いにある住友不動産の保有物件の屋上に席を設け、酒と弁当で持て成してくれるのである。私が頭があがらない人と言えば、高島社長をおいて他にない。
このように、出会ってから長いお付き合いをさせて貰っている人もいるが、全くの一期一会に近い人もいる。


歯科院長の誘い

今から十三年ほど前のことだが、私の掛かり付けの歯科医院の院長が、「興味深いから、是非お会いなさい」ということで、Aさんという台湾人を紹介してくれたことがある。
どこが興味深いかといえば、Aさんは気の力であらゆる病を治してしまう、と院長は言うのである。私は子供の時から、不思議な現象というものに興味があった。気の力と言えば、当時、東京教育大学(現・筑波大学)で日本の古武道、「遠当」についての研究が行なわれていた。遠当というのは、手足が届かない数メートル先の相手を、何も使わずに気合に似たある種のエネルギーで倒す武術のことである。
日本医大の藤木健夫講師は、武術家の青木宏之師範の頭部に電極をつけ、技をかけたとき発生する脳波を計算して解析したところ、技をかける前はアルファ波が脳の前頭葉(おでこの部分)、後頭葉(頭の後ろの部分)、左右(側頭葉)に均等に分布していたのが、技の最中には、前頭葉だけにアルファ波の振幅が強くなっていることを発見した。
これまで、アルファ波は禅などで瞑想状態になった場合に発生することはよく知られていたが、技をかけるという動的な状態でも、アルファ波が強く出る、というのは大きな発見であった。SSIのサイコフィードバック装置(COVO Hi-End)は、このアルファ波を一定の時間継続して強く出すための訓練機(最新バージョンでは速聴機能も組み込まれている)で、今のところ世界で最も優秀な機器だが、長い修練によってもアルファ波を他の脳波より優勢に出すことができる。
藤木講師は、この「遠当」の脳波解析により、「禅僧の三昧状態と同じで、静中の動、動中の静がみられた」と解説している。要するに大脳の前頭葉にアルファ波が強く出ると、集中力が高まり、このような力が生ずるということの科学的証明がここになされたと言っていい。


…「出会い その4」に続く



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